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中小企業あるある?経費精算にまつわるリアルな悩み

中小企業の経費精算業務には、多くの非効率性や悩みがつきものです。以下に、現場でよく見られる課題を整理してみましょう。
悩み1:人手不足!経理担当者がパンク寸前
中小企業では、経理担当者が、総務や人事、庶務など複数の業務を兼任していることが少なくありません。特に、決算月や月末・月初のタイミングでは、社員から提出された大量の経費申請書や領収書のチェックとそれを仕訳する作業に追われ、日中のほとんどが処理業務に費やされてしまいます。
また、承認フローが整備されていない場合、経理担当者が経費の妥当性を個別に確認したり、上長への承認依頼を都度フォローしたりする必要があるため、精神的・時間的な負担がかかってきます。結果として、会社全体のキャッシュフローの把握や、経営指標の分析といった本来の経理業務まで手が回らないという状況になっていることが少なくありません。
悩み2:紙!紙!紙!書類の山とハンコ文化
経費精算が紙ベースで運用されている企業では、出張旅費や備品購入に関する領収書、手書きの申請書、Excelを印刷した報告書などが積み重なっていきます。そのため、ファイリングや保管場所の確保もさることながら、過去の資料を探すのにも時間がかかり、申請された領収書が、誰が承認したのか分からなくなることも少なくありません。 また、承認手続きも、紙に印鑑を押す「ハンコリレー」で進めるケースが多く、上長が不在の場合には、処理が何日も止まってしまうこともあります。処理が止まると、業務スピードだけでなく、社内業務の効率性にも大きな影響を与えます。
悩み3:アナログ作業によるミスと不正のリスク
手入力による経費精算では、金額の転記ミスや日付の入力間違い、計算ミスなどが起こりやすく、確認作業に多くの時間を要します。
さらに、領収書の使い回しや実際には発生していない経費の申請など、不正の温床になりかねません。悪意がなくとも、経費規定に対する理解不足により、誤った申請がなされるケースもあります。領収書の申請ミスや不正は、企業の信用失墜につながる重大なリスクにつながります。
悩み4:経営判断に必要なデータが見えない
経費精算業務が紙で行われていると、誰がどのような目的で、いつ、いくら使ったのかという情報をリアルタイムで把握することは困難です。費目ごとの集計にも時間がかかり、経費の見える化が進まないことで、予算管理やコスト削減の打ち手も後手に回ってしまいます。
例えば、営業部の交通費が毎月増加していたり、ある部署だけ交際費が突出していたりする傾向を早期に把握できれば、すぐに対策を講じることができます。集計に何週間かかっていては、対応も遅れ、経営判断に悪影響を及ぼすことが懸念されます。
悩み5:法改正や働き方の変化についていけない
近年、電子帳簿保存法やインボイス制度の導入により、会計や経理業務に関する法改正が相次いでいます。法改正に対応するためには、デジタル化に対応した体制の整備が必要ですが、紙ベースの運用が根付いた企業にとっては大きな課題です。
また、テレワークや長期出張、直行直帰の外出が多い企業の場合、紙での申請は現実的ではありません。従業員が自宅や外出先からスマートフォンやパソコンで申請した経費を上司がオンラインで承認できる体制がなければ、業務が滞ってしまいます。







