01
まずは結論!全社横断の見える化は「ハブ化」と「鮮度の揃った集約」で実現できる
各部門のサイロ化が判断を遅らせる
営業・会計・人事管理といった各部門のシステムは、それぞれの業務に最適化して運用されています。個別最適の結果として、データは部門ごとに孤立したサイロ状態に陥りやすく、全社集計のたびに手作業で統合する必要があります。これが数値確定の遅延を生み、経営判断のタイムラグにつながるのです。
サイロ化の原因と弊害の整理は、サイロ化の仕組みとデータ統合で解消する進め方でも詳しく解説しています。
システムを変えずにハブで集約する
解決策は、各システムを廃止・統合することではありません。CSVやWebAPIを使って各システムのデータを共通の集約基盤、いわゆるデータハブに集め、ダッシュボードで可視化するアプローチが現実的かつ効果的です。現場の業務フローを変えることなく、経営層が必要な数値を必要なタイミングで確認できる環境を構築できます。
システムを入れ替えない連携の全体像は、データ統合の実践ガイドもあわせて参照してください。
重要KPIからスモールスタートする
最初から全社のすべてのデータを対象にすると、プロジェクトは長期化し途中で頓挫するリスクが高まります。まず経営会議で繰り返し参照される予実・売上・主要KPIに絞って集約を始め、成功体験を積みながら対象を広げていく進め方が定着のための近道です。
具体的な流れは、対象KPIの選定→連携設計→ダッシュボード構築→部門横展開の4ステップで進みます。次章以降でそれぞれを詳しく解説します。
【データハブ化イメージ】








